32牛肉麺2 台湾北部、新北市永和区の頂溪に滞在しています。台北市から、淡水河の支流である新店溪を渡った南岸で、東京からみた神奈川・川崎みたいなところです。地元の人のおすすめで、当地の名店「原汁・老黄牛肉麺」を食べてみました

 頂溪はさえない店が多い中、「原汁・老黄牛肉麺」は行列ができてました。台湾で牛肉麺は珍しくもないですが、麺の太さが選べるのは初めてでした。この店の看板は、極太のうどんのような麺で、強いコシがありました。肉もやわらかくて味がありました。「雪菜」という漬物を盛り付けて食べます。普通盛りで1杯110台湾元(407円)。ちょっと高めでした。

 個人的には、台湾の他の店と同様、つゆが薄味でちょっと物足りないように思いました。ただ、醤油煮のたまごや昆布など、おかずと一緒に食べる客も多いですし、台湾の人はつゆを全部飲むので、このぐらいでちょうどいいのかもしれません。

 筆者は90年代、中国・天津にいたことがあるので、牛肉麺というと蘭州牛肉拉麺の方が馴染みがあり、どっちかというとこちらの方が好き。トウガラシが効いたつゆに、酢をかけまわして食べるのはうまかった。当時、牛肉麺とは名ばかりで、肉はまったく入っていませんでしたが。

 58牛肉麺「原汁・老黄牛肉麺」は、MRT頂溪駅近くの信義路沿い。台北市中心部からMRTで15分ほどです。