2018年1月9日労基法労働基準法改正に反対する労働団体のメンバーが8日午後7時、台北駅構内に侵入し、約15人が線路に横たわり抗議のスローガンを叫ぶデモを行いました。線路に横たわる抗議デモは史上3回目ということです。聯合報が8日伝えたました。(写真は聯合報のキャプチャー)

 警察は同日8時、15人を排除するとともに、警官隊がプラットフォームに人垣を作り、再度の線路侵入を防ぎました。労働団体のメンバーは、プラットホームに残ってデモを続け、「悪法拒否、法案を撤回せよ」などのスローガンを叫びました。

 労働基準法改正案は、休日出勤時間の計算方法を、これまでの「みなし」から実働時間に基づく計算に改めること、休日の取得は現行の「7日間に1日」に加え「14日間で2日間」の適用も可能にすることなどを盛り込んでいます。労働側は経営側に有利な法改正として反発しています。