
邱氏は無類のサッカーファンで知られ、毎週水曜日、仲間とプレーを楽しんでいます。CTFAが現在、現理事長が絡むとされる詐欺事件が原因で活動が沈滞し、混乱が続いています。
邱氏は、熱烈なサッカーファンとしてCTFAの現状を見かねて出馬を決めたもようです。CTFAの理事長の地位で、台湾の地位向上のため、サッカー外交を展開する意図もあるとみられます。
台湾は、「中華台北」の名で国際サッカー連盟(FIFA)のメンバーです。FIFAのメンバーは209カ国・地域。各国とも重量級の人物をFIFAの会合に送り込んでおり、サッカーは重要な外交の場となっています。
邱氏はこれまでも、台湾サッカーの振興に大きく貢献しています。昨年、女子サッカーチーム「台北Play One」が発足した背景には邱氏の尽力がありました。
女子サッカーチームの発足に台北市の柯文哲市長は乗り気でなく、市政府も金を出しませんたが、邱氏が陳景峻副市長と連携。市政府、スポーツイベント企画会社の普雷万(Play One)社、台湾師範大の3者を結びつけ、「台北Play One」の発足につなげたそうです。
また、今年2月には、日本の女子サッカーチーム「マイナビベガルタ仙台レディース」の台湾訪問と台湾チームとの友好試合を実現しました。
★参考情報★
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