台湾南部の屏東県では2026年8月22日、低気圧帯と南西風の影響による大雨で、萬丹郷の麟洛大排周辺などに被害が出た。新庄小学校では累積雨量が300ミリに達し、全国最高となった。今年決壊した麟洛大排では、老朽化した堤防から漏水が発生し、決壊寸前の状態となった。
屏東県政府は重機や砂利運搬車を現場に投入し、土のうも使って堤防の補強と修復を進めた。浸水の影響で東港、新園などでは最大15区間が封鎖され、橋梁も通行止めとなった。道路の封鎖区間や橋梁の通行止めの詳細は、降雨と浸水の状況に応じて変動した。
山間部では落石の危険があるとして複数の道路が予防的に封鎖され、三地門郷では臨時休業が発表された。さらに、東港と小琉球を結ぶ航路も運休となった。大雨に伴う堤防の漏水、浸水、道路・橋梁の封鎖、航路の停止が同時に発生した。
