台湾南部の高雄市前鎮区にある台電南部火力発電所で、55歳の台電職員が塩酸槽内に転落した。槽内には約30%に希釈された塩酸が半桶程度あり、救助に当たった10人も槽内のガスを吸い込んだり、塩酸の飛沫を浴びたりして体調不良となった。転落した職員を含む計11人が医療機関に搬送された。
搬送された11人のうち、塩酸槽に転落した職員の負傷が比較的重いが、全員に生命の危険はない。救助に入った10人についても、槽内ガスの吸入や塩酸の飛沫による体調不良が確認された。
事故後、関係当局が事故原因と当時の作業における安全状況を調査している。発電所内で塩酸槽への転落と救助活動が相次ぎ、作業員ら計11人が搬送される事態となった。
