中国の台湾締め上げ、徐々に強化 米専門家が警告

2024年3月4日台湾 米シンクタンク「安全保障政策センター」の上席研究員で元米海兵隊大佐のグラント・ニューシャム氏は、米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材に対し、中国による台湾の締め上げが「獲物を捕らえたヘビ」のように徐々に強まっていると警告した。中国の海上と空中での活動は系統的に行われており、台湾ができることは「なるべく速く自己防衛力を強化することだ」と述べた。(写真はVOAのサイト)

 ニューシャム氏によれば、台湾海峡中間線にはもはや意味を持たず、越境は日常的となっている。中国が、台湾側の防衛資源を消耗しているのは明らかで、台湾の民心にも影響を与える可能性がある。

 台湾国防省の発表では、3月1日までの24時間に、中国軍10機と艦艇6隻が台湾周辺で活動し、うち3機が台湾南西部と東部の防空識別圏(ADIZ)内に入った。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/china-is-testing-incoming-taiwan-president-with-military-moves-intended-to-strangle-the-island-said-expert-20240301/7510856.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202403020056.aspx
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