台湾の中央通信社によると、中国民用航空局は19日、台湾海峡中間線に沿うM503航路に対し、中国側から接続するW122、W123航路の運用を始めると宣言した。中国国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は「周辺空域の便数増加に対応し、飛行の安全を保つため」などと述べた。
中国民用航空局は1月、台湾海峡中間線に沿って南北に伸びるM503航路を、台湾寄りに改めると宣言。M503航路に接続するため、西から東へ向かうW122、W123航路を設定することも公表した。台湾側は平時と有事の中間の「グレーゾーン」における中国側の攻勢とみて警戒を強めている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202404190019.aspx
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202403190342.aspx