中国軍、台湾封鎖の準備完了 台湾海軍トップが見方

2024年10月7日台湾方位 台湾紙・自由時報によると、台湾海軍トップの唐華司令官は、英誌エコノミストの取材に対し、中国軍が台湾封鎖の準備を整えたとの見方を示した。(写真は自由時報のサイト)

 台湾国防省傘下の研究機関、国防安全研究院国防戦略資源研究所の蘇紫雲所長は「中国が台湾封鎖の能力を持つのは確かだが、封鎖成功は意味しない」と述べた。

 唐司令官は中国が「大蛇戦略」により、台湾を圧迫していると指摘した。「大蛇戦略」は、米シンクタンク「企業公共研究所(AEI)が用いた用語で、中国には台湾上陸の能力がないため、「非軍事的な行動」により台湾に圧力を掛けるやり方を指す。

 蘇所長は「中国の戦略目標は、国際社会の介入を避けることだが、封鎖が長引けば介入を受ける可能性が高まる。中国は圧力を受けて、結局は速戦即決に走るだろう」と述べた。

◇出典

https://def.ltn.com.tw/article/breakingnews/4822551

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