
馬元総統は王氏を「中共中央政治局常務委員・全国政協主席」と正式に呼び、習近平総書記へのあいさつも託した。中国側からは、国務院台湾事務弁公室の宋濤主任・、福建省トップの周祖翼党委員会初期、趙龍省長らが同席。台湾側からは国民党、民衆党、新党など複数政党の代表らも同席した。
馬元総統は演説で「台湾民衆が求めているのは「和と合」の方向であると強調。1992年の「92コンセンサス」に言及し、「両岸がそれぞれ口頭で『一つの中国』を主張したこのコンセンサスは歴史と法的な根拠にかなう」などと述べた。
台湾の大陸委員会(陸委会)は15日、「馬英九氏が海峡フォーラムで『九二共識』を唱え、中国の統一戦線戦略に呼応したことは、台湾民意が支持する『現状維持』と著しくかけ離れている」と強く批判し、遺憾を表明した
◇出典
https://udn.com/news/story/7331/8809108