
台湾の大陸委員会の沈有忠副主任委員は2日、洪氏が現役公務員ではないものの、立法院副院長時代に国家機密予算や重要法案の審査に携わった経歴を持つことから、機密保持義務や「両岸条例」に抵触する可能性があるとの見解を示した。中国側の宣伝に協力する行為があったかどうかについても、具体的な事実確認を行うと指摘した。
中国北京で9月3日午前9時行われた抗日戦争勝利80周年の記念行事「九三閲兵(軍事パレード)」で、台湾の最大野党、国民党前主席の洪秀柱氏が天安門城楼観覧席に姿を現し、パレードを見守った。台湾の聯合報が伝えた。
台湾の大陸委員会の沈有忠副主任委員は2日、洪氏が現役公務員ではないものの、立法院副院長時代に国家機密予算や重要法案の審査に携わった経歴を持つことから、機密保持義務や「両岸条例」に抵触する可能性があるとの見解を示した。中国側の宣伝に協力する行為があったかどうかについても、具体的な事実確認を行うと指摘した。
香港メディアの報道によると、軍事パレード終了後には北京の人民大会堂でレセプションが開かれる予定で、洪氏は新党主席の呉成典氏、中国国台弁主任の宋濤氏らと同じ円卓の最前列に着席する。台湾側の出席者には、洪氏や呉氏のほか、前立法委員の林炳坤氏、天津南開大学教授の黄清賢氏、雑誌「観察」創刊者の紀欣氏らが含まれる。
洪氏は2日、閲兵に出席すると表明し、「歴史は忘れられてはならず、歪曲されてもならない。抗日戦争は中華民族の存亡をかけた戦いであり、省籍や党派を超えて共有すべき歴史だ」と述べた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202509030059.aspx
https://www.stheadline.com/china-taiwan/3495676/%E4%B9%9D%E4%B8%89%E9%96%B1%E5%85%B5%E6%B4%AA%E7%A7%80%E6%9F%B1%E6%8A%B5%E4%BA%AC%E8%A7%80%E7%A6%AE%E7%A8%B1%E6%8A%97%E6%88%B0%E6%98%AF%E5%85%B1%E5%90%8C%E6%AD%B7%E5%8F%B2-%E9%99%B8%E5%A7%94%E6%9C%83%E8%A1%A8%E6%98%8E%E6%9C%83%E9%96%8B%E7%BD%B0
https://udn.com/news/story/123857/8980458?from=udn-catebreaknews_ch2