街頭で「台湾は中国」と叫ぶ 日本人2人強制送還

8725年8月26日日本人 台湾内政部移民署は8月25日、日本人男性2人が台北市の「台湾は中国のものだ」と発言した行為について、出入国および移民法に基づき「台湾の利益、公共安全または公共秩序を害する恐れがある」と認定し、強制送還と一定期間の再入国禁止処分を科した。北米の中国語メディア、世界新聞網などが伝えた。
 報道によると、2人はいずれもネット配信者で、一人は台湾人配偶者を持ち、もう一人は中国人の子どもとされる。台湾人配偶者を持つ男性は、過去にも自身のSNSで「台湾省にいる」「台北の妻の家にいる」と発信し、「世界統一」などの主張を展開していた。
 台湾の人気ユーチューバー「八炯」が24日、自身のチャンネルでこの出来事を公開した。映像には、2人の日本人男性が西門町で中国国旗を掲げ、マイクを持って「私たちは中国が大好きだ」「台湾は中国のものだ」と繰り返し主張する様子が映っていた。
 移民署の調査によれば、2人は日本国籍の人物で、8月18日に西門町で問題の動画を撮影した。目的は注目を集め、ネットでの再生数を稼ぐことだったという。撮影後、1人はすぐに出国したが、もう1人は台湾に滞在を続けていた。移民署は後者を滞在先のホテルで拘束し、権利義務を告知した上で強制送還した。

◇出典
https://www.worldjournal.com/wj/story/121475/8962985?from=wj_catebreaknews
https://news.ltn.com.tw/news/world/breakingnews/5155992
タイトルとURLをコピーしました