中国は演習装い迅速な台湾侵攻可能 米司令官が見解

 25年2月17日台湾米軍インド太平洋司令部司令官のサミュエル・パパロ大将がこのほど、ハワイで行われたフォーラムで、中国が台湾周辺で行う軍事演習を装い、極めて迅速に台湾を侵攻できると述べた。香港メディアの星島日報が英フィナンシャル・タイムズ紙の情報として伝えた。(写真は星島日報のサイト)

 パパロ司令官は、中国が現在、台湾周辺で行っているさまざまな侵略的な行動はいわゆる演習ではなく、台湾武力統一の予行演習だと述べた。

 司令官によると、中国軍は近年、台湾周辺での活動を著しく増加させており、大規模な軍事演習と実際の攻撃準備行動との区別がますます難しくなっている。毎日のように行われる中国軍の軍事演習は、実際の戦闘準備を隠すためのものである可能性が高い。

 同紙によれば、米国防総省高官は、台湾海峡で戦争が勃発した場合、米軍の兵器が足りないことを懸念している。パパロ司令官も「われわれの弾薬庫は間もなく在庫が尽きる。軍備維持作業のやり残しが、毎月増えている」と述べた。

◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/2052721/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%BE%8E%E8%BB%8D%E5%8D%B0%E5%A4%AA%E5%8F%B8%E4%BB%A4-%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D-%E5%BE%88%E5%BF%AB-%E8%83%BD%E4%BB%A5%E8%BB%8D%E6%BC%94%E6%8E%A9%E8%AD%B7%E6%AD%A6%E5%8A%9B%E6%94%BB%E5%8F%B0
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