米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、来年1月13日の台湾総統選を目前に、米国防安全保障協力局(DSCA)は15日、台湾に対し総額3億ドルの軍事装備売却を行うと発表した。装備は、台湾の作戦指揮監督システム「迅安系統」の維持に使われる。
台湾淡江大学の林穎佑助理教授は、シンガポールの聯合早報に「米国による台湾への今回の装備売却は、台湾の民進党政権への支持だけでなく、北京への意思表示だ」と述べた。11月の米中首脳会談で、米中関係は緩和傾向にあるものの、台湾に対する米の立場が変わらないことを示す狙いがあるという。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/10-12172023165528.html
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202312160018.aspx