米政府、台湾総統選後に超党派代表団の派遣検討

 米バイデン政権が、13日の台湾総統選挙終了後、超党派の代表団を台湾に派遣することを検討していることが分かった。民主党オバマ政権で国務副長官を務めたスタインバーグ氏、共和党ジョージ・ブッシュ政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官だったハドリー氏らが選ばれる見通し。香港メディアの星島日報が英フィナンシャル・タイムズの情報として伝えた。

 中国政府は米政府に、台湾の政治家と接触しないことや、台湾独立勢力に誤ったシグナルを送らないよう呼び掛けた。代表団が派遣されれば、米中関係がさらに複雑化する恐れがある。

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