台湾紙・自由時報によると、台湾立法院(国会)では21日、野党の国民党と民衆党が提出した「国会改革法案」をめぐり、17日に続いて与党民進党との激しい対立が起きた。台北の立法院周辺では21日夜から22日朝にかけ、法案に反対する民衆約3万人がデモを行った。
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、同法案は総統の国会報告の状態化や、答弁拒否などを禁止する議会侮辱罪を盛り込んだ。
政権与党の民進党は、立法院では第2党で、野党2党が団結すると勝ち目がない。20日就任した頼清徳総統は今後、施政の障害に悩まされることになる。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hcm1-05212024073852.html