台湾で類鼻疽の患者17人増加=4人死亡

 台湾衛生福利省・疾病管制署は20日、感染症のメリオイドーシス(類鼻疽)の患者が新たに17人増え、4人が死亡したと発表した。死者は全員、慢性病歴があった。今年の患者は計54人で、2006年以降同期としては最多。台風3号(ケーミー)の災害による環境の悪化で感染が拡大した恐れがある。

 同署によれば、患者を居住地別にみると、高雄市が35人、台中市が6人、屏東県が2人、嘉義県が1人。死者は累計7人となった。患者のうち47人は、台風3号の後で確認された。
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