中国籍の男、ゴムボートで台湾首都圏沖に侵入

 2024年9月17日ゴムボート台湾紙・自由時報などによると、中国籍の男が14日未明、台湾の首都圏、新北市林口区沖の海域にゴムボートで侵入後、体力を使い果たして119番通報で救助を求めた。男は、急行した海洋委員会海巡署(海巡署)の巡視船に救助されたが、深刻な脱水症状のため病院に運ばれた。(写真はRFAのサイト)

 男は事情聴取に対し「中国で負債があり、台湾で生活を立て直したいと思った」などと供述している。台湾当局はその後、許可なく台湾に入国したとして「両岸条例違反」容疑で男を収監した。

 男が侵入した14日は中秋節の前日。今年の端午節前日の6月9日は、中国軍を退職した元挺長が高速ボートで新北市を流れる淡水河の「淡水渡船頭」に漕ぎ着け拘束された。元挺長は「自由を求めて投降した」と述べたが、疑問視されている。

 男は王旭坤容疑者で、中国共産党員。王容疑者の侵入の手口は元挺長と似ており、台湾当局が密入国の動機について詳しく取り調べることにしている。
 
◇出典

https://news.ltn.com.tw/news/politics/paper/1667435

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/my2-chinese-man-on-rubber-boar-found-on-taiwan-coast-09142024114224.html
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