中国軍、宣言なく大兵力展開 台湾軍の油断誘う狙いか

2024年12月11日中国軍 台湾のネットメディア、風伝媒によると、中国軍は東部戦区、北部戦区、南部戦区の兵力を動かし、西太平洋と台湾周辺に集結させている。中国軍は演習開始を宣言していないが、台湾国防省は緊急対応を始めた。中国軍は今後も宣言しないまま兵力を動かす可能性が指摘されており、台湾国防省は10日、「台湾人と台湾軍を油断させるのが目的」と指摘、敵情を見ながら対応する方針を強調した。(写真は風伝媒のサイト)

 国防省によると、中国軍は軍事演習の開始を宣言しないまま、上海から福建の南西部まで約1000キロにわたり、演習を行うための「空域保留区」を設定した。台湾を含む第1列島線を想定していることは明らか。今後も演習かどうかをあいまいにしたまま、大規模演習から突然の攻撃に移る可能性を残しているとみられる。
◇出典

https://www.storm.mg/article/5289802

https://www.rfa.org/mandarin/guoji/yatai/gangtai/2024/12/10/china-pla-enclave-taiwan-strait/

https://www.cna.com.tw/news/acn/202412100173.aspx
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