台湾憲兵、台北中心部で未明演習 市街戦の訓練

25年7月14日憲兵 台湾紙の聯合報などによると、台湾で9日から始まった実戦形式の「漢光41号」演習で、憲兵202指揮部は14日未明、台北市万華地区を中心に市街戦を想定した訓練を行った。憲兵部隊は、地下鉄(捷運)の路線を利用して市街地内を機動展開し、目標地域に急行して敵を迎撃するシナリオを演習した。

 演習には約100人の将兵が参加し、歩兵銃、機関銃、40ミリ榴弾、ロケット弾、スティンガー携帯防空ミサイルなどを使用した。地下鉄会社の台北捷運は営業終了後に、善導寺駅と龍山寺駅を特別に再開し、兵員輸送専用列車を1本運行して、地下空間を利用した迅速な機動で市内の他の地点へ兵力を移動させた。

 憲兵部隊はこの演習で、龍山寺駅から地上へ急襲する動作や、艋舺大道を素早く通過する動きなど、実戦さながらの市街戦行動を披露した。15日未明には台北と板橋を結ぶ万板大橋での橋封鎖作戦訓練を予定している。

◇出典

https://udn.com/news/story/10930/8870182

https://www.worldjournal.com/wj/story/121221/8870240?from=wj_maintab_cate

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