台湾で「一斉リコール」の投票迫る 中道派の動向カギ

25年7月23日投票 英BBC放送などによると、台湾では、史上最大規模となる「一斉リコール(解職請求)」の投票が目前に迫っている。第1段階の投票は26日に実施され、対象は最大野党、国民党に所属する立法委員(国会議員)24人と、新竹市長を一時停職中の高虹安氏の計25人。第2段階は8月23日に行われ、新北市、台中市、南投県、新竹県の計7選挙区に加え、第3原子力発電所(核三、屏東県恒春鎮)の再稼働に関する公民投票も同日に実施される。

 規模の大きさと複雑さから、選挙情勢は従来以上に読みづらく、政治学者らは有権者の個別議員に対する反感の強さ、中道派の支持者を多く抱える第2野党、民衆党の支持動向が勝敗を左右すると指摘している。

 国民党議員が6人以上罷免されれば、立法院の勢力図が変化し、民進党が再び過半数を握る可能性もある。

◇出典

https://www.bbc.com/zhongwen/articles/cn0zn2k21jzo/trad

https://udn.com/news/story/124323/8877990
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