半導体最大手、台湾積体電路製造(TSMC)で「内通者事件」が発覚し、複数の社員が2ナノメートルの先端プロセスに関する機密技術を不正に取得しようとしたとして解雇され、法的手続きが始まった。香港メディアの香港01が伝えた。
台湾高等検察署知的財産検察分署は7月25~28日にかけて容疑者を順次呼び出し、身柄を拘束した。裁判所は国家安全法違反の疑いがあるとして3人の勾留と接見禁止を認めた。
事件に関与したのは9人で、そのうち3人はTSMCの2ナノメートル試験生産部門の社員で、携帯電話で大量の資料を撮影し、重要サプライヤーである日本の東京エレクトロンの社員に流していた。残る6人もTSMCの研究開発要員で、関連情報を提供していた。全員が高検の調べを受けている。
◇出典
https://www.stheadline.com/china-taiwan/3487743/%E5%8F%B0%E7%A9%8D%E9%9B%BB%E5%93%A1%E5%B7%A5%E5%9C%96%E7%AB%8A2%E7%B4%8D%E7%B1%B3%E6%8A%80%E8%A1%93-6%E4%BA%BA%E6%B6%89%E9%81%95%E5%9C%8B%E5%AE%89%E6%B3%95%E8%A2%AB%E6%8B%98
https://www.hk01.com/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E6%96%B0%E8%81%9E/60263873/%E5%8F%B0%E7%A9%8D%E9%9B%BB%E7%88%86-%E5%85%A7%E9%AC%BC%E6%A1%88-3%E4%BA%BA%E7%AB%8A2%E7%B4%8D%E7%B1%B3%E6%A9%9F%E5%AF%86%E9%81%AD%E7%BE%88%E6%8A%BC%E7%A6%81%E8%A6%8B