
今回の国民投票は第2野党の台湾民衆党が提起し、最大野党の国民党も支持を表明している。与党・民進党主席を兼ねる頼清徳総統は8月13日に「原子力発電の安全性は科学の問題であり、国民投票で解決できるものではない」と強調し、有権者に反対票を投じるよう呼びかけた。
現行の法規では、国民投票案が成立する条件は「賛成票が反対票を上回り、かつ賛成票数が有権者総数の4分の1以上に達すること」と定められている。否決された場合は、同じ案件を2年間は再び提起できない。
◇出典
https://www.bbc.com/zhongwen/articles/crr2xd8wd4qo/trad