台湾で第3原発再稼働の是非を問う国民投票 野党が主導

725年8月22日チベット 英BBC放送によると、台湾で8月23日、立法委員(国会議員)の大規模なリコール投票(第2弾)と同じ日に、「第3原発(核三)」の再稼働をめぐる全国的な国民投票が実施される。第3原発は屏東県恒春鎮に位置し、2基の原子炉を有していたが、それぞれ2024年7月27日と2025年5月17日に運転期限を迎え、すでに廃炉となっている。

 今回の国民投票は第2野党の台湾民衆党が提起し、最大野党の国民党も支持を表明している。与党・民進党主席を兼ねる頼清徳総統は8月13日に「原子力発電の安全性は科学の問題であり、国民投票で解決できるものではない」と強調し、有権者に反対票を投じるよう呼びかけた。

 現行の法規では、国民投票案が成立する条件は「賛成票が反対票を上回り、かつ賛成票数が有権者総数の4分の1以上に達すること」と定められている。否決された場合は、同じ案件を2年間は再び提起できない。

◇出典

https://www.bbc.com/zhongwen/articles/crr2xd8wd4qo/trad
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