台湾大規模リコール第2波、国民党31人全員乗り切る 

 725年8月25日台湾台湾で第2波となる国民党立法委員(国会議員)のリコール(解職請求)投票が2025年8月23日に行われ、最終的に対象となった7人はいずれもリコールを免れた。7月26日に実施された第1波と合わせ、計31人の国民党議員が全員リコールを乗り切った。立法院(国会)では、国民党と民衆党を合わせた議席が過半数を維持し、与党・民進党が少数派に立たされる構図は変化しなかった。香港メディアの香港01が伝えた。

 同日は、台湾南部の第3原子力発電所(核三)を再稼働させるかどうかを問う住民投票も実施された。午後8時に開票が終了し、賛成434万票、反対151万票、投票率は29.53%だった。投票結果では賛成が多数を占めたが、成立には有権者総数の4分の1以上の賛成(500万523票)が必要とされ、最終的に条件を満たさなかった。

 頼清徳総統は「科学の進歩、核廃棄物の減少、社会的合意が得られるならば、政府は先進的な原子力を排除しない」と述べた。

 今回の罷免投票では、国民党の馬文君、羅明才、江啓臣ら7氏が対象となった。いずれも支持者の地盤が強固で、結果は当初から失敗が予想されていた。開票から1時間ほどで否決が確定した。

◇出典

https://www.hk01.com/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E6%96%B0%E8%81%9E/60269409/%E5%8F%B0%E7%81%A3%E5%A4%A7%E7%BD%B7%E5%85%8D-%E5%9C%8B%E6%B0%91%E9%BB%A831%E4%BD%8D%E7%AB%8B%E5%A7%94%E5%85%A8%E6%95%B8%E6%8C%BA%E9%81%8E-%E6%A0%B8%E4%B8%89%E5%85%AC%E6%8A%95%E5%90%8C%E6%84%8F%E7%A5%A8%E7%A0%B4400%E8%90%AC%E5%BC%B5

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