2025-06

政治

「中国の台湾侵攻の可能性低い」、米太平洋軍陸軍司令官

米太平洋陸軍司令官のロナルド・クラーク氏は6月27日、中国が台湾侵攻を遂行する可能性は極めて低いとの見方を示した。米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)の会合で、中国軍は米軍の兵士の能力と意志が示す高い殺傷力や即応性を認識しており、米...
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台湾元総統「平和的・民主的統一」呼びかけ

中国訪問中の台湾の馬英九元総統は26日、敦煌研究院で開かれたイベントで演説し、準備した原稿を離れて「平和的・民主的統一」を呼びかけた。さらに馬元総統は、平和とは武力威嚇を用いないこと、民主とは台湾人民の意志を尊重することだと説明した。台湾メ...
中台関係

台湾が新しい「防空避難指針」 イスラエルの事例反映

台湾政府が近く、新たな「防空避難指針」を発表する予定であることが分かった。内容には、ロシアの侵攻を受けたウクライナや、ミサイル攻撃の脅威に日常的に直面するイスラエルの事例が反映されており、中国による軍事的攻撃に備える狙いがある。内部文書や台...
政治

リコール運動の偽造署名 国民党地方幹部ら31人起訴

台湾紙の聯合報などによると、与党民進党所属の立法委員(議員)に対するリコール(解職請求)運動で、偽造された署名用紙が大量に使用された疑いが強まり、新北地検は24日、最大野党、国民党の新北市党部書記長・陳貞容容疑者ら31人を、文書偽造および個...
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頼総統「台湾は明らか国家」 中国は猛反発

台湾の頼清徳総統は新北市で開催されたロータリークラブのイベントで、「団結国家十講」と題した全国演説シリーズの1回目を行い、「台湾は明らかに国家だ」と強調した。頼氏は、「外交を行い、国防能力を有していることが主権を意味する。われわれはあらゆる...
政治

安倍昭恵氏が台湾訪問 頼清徳総統と会見し日台関係強化を確認

日本の元首相・安倍晋三氏の妻である安倍昭恵氏は、2025年6月20日に台湾を訪れ、頼清徳総統と会見した。昭恵氏はX(旧ツイッター)で、頼氏に招かれて夕食を共にし、感謝の意を表したうえで、台湾版『安倍晋三回憶録』を手にしたツーショット写真を投...
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日英艦艇が台湾海峡航行 海自艦は3回目

海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が12日、台湾海峡を南下しながら通過したと、日本の複数のメディアが19日に報じた。目的は、中国の拡大する軍事的影響力を抑制するためとされる。自衛隊の艦艇が台湾海峡を通過したのは2024年9月、2025年2月に続...
政治

頼清徳総統の支持率が回復 不支持も過去最多

台湾民意基金会が17日に発表した最新の世論調査によると、台湾の頼清徳総統の政権運営を「支持する」と答えた人は49%、「支持しない」と答えた人は46%に上った。同基金会の游盈隆・董事長は「総統就任から1年を経て支持率が再び上昇し、50%の大台...
政治

国家安全ブリーフィング不発 2野党代表が欠席

台湾の中央通信社によると、台湾総統府は18日、野党党首を招いて国家安全情勢に関するブリーフィングを行う予定だったが、17日に第2野党の民衆党が黄国昌主席の不参加を発表したのに続き、最大野党、国民党の朱立倫主席も出席を見送る意向を示し不発に終...
中台関係

元米軍高官「2027年台湾侵攻説はスローガン」 

中国人民解放軍創設100周年にあたる2027年、中国が台湾に武力侵攻する可能性があると米軍幹部らが警鐘を鳴らし続けている。米太平洋軍の元司令官デニス・ブレア氏はこのほど「2027年説はむしろ宣伝スローガンのようなものだ」と指摘した。北米の中...