2025-11

安全保障

深センAPECを巡る中台摩擦 「一中」要求と台湾の反発、米国の支持が交錯

深センAPECを巡り緊張高まる中国が2026年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を深センで主催するのを前に、台湾の参加を巡り緊張が高まっている。中国外交部と国務院台湾事務弁公室は、台湾が深センAPECに出席するには「一つの中国」...
経済

太子集団の台湾マネロンに捜査 台北地検が47カ所捜索し25人拘束 米制裁対象者も

台北地検が47カ所を捜索 25人拘束の大規模摘発2025年11月4日、台北地方検察署は、カンボジア太子集団による台湾での大規模資金洗浄事件を捜査するため、台北市と高雄市で47カ所を同日一斉に捜索し、25人を拘束した。捜査の発端は、2025年...
政治

最大野党の国民党・鄭麗文主席、2028年に単独政権確立の目標

鄭麗文主席「2028年に第一党へ復帰し、単独政権を確立する」国民党の新主席に11月1日就任した鄭麗文氏は、11月3日に台北市で開かれた中央評議委員会(中評会)で、2028年の総統選を見据えた明確な政治目標を示した。鄭氏は、国民党が第一党へ返...
安全保障

F16納入遅延が象徴する台湾防衛の現実 国産装備にも遅れ、「台湾の盾」穴だらけ

F16納入遅延が象徴する防衛調達の危機台湾の対米武器調達が相次ぎ遅延し、頼清徳政権の掲げる「台湾の盾」構想が揺らいでいる。国防部によると、米国からの主要調達25案件のうち、F16C/Dブロック70戦闘機、AGM154精密誘導弾、Mk48魚雷...