台湾メディアの中央通信社によると、台湾国防省は、3日午後、中国の気球3個が台湾海峡中間線を超えて台湾側に飛来し、うち1個が台湾本島上空を通過後に消失したと発表した。同日は中国軍機6機が飛来し、うち1機が同中間線の延長線を超えて台湾側に侵入したほか、中国軍艦艇6隻が活動していることも確認したという。
米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、気球に絡み「米国は台湾の民主制度を支持している。台湾以外の各方面が台湾で自由、公平な選挙が行われることに干渉ないよう求めたい」と語り、中国の選挙干渉として批判した。