台湾・彰化県で、彰化県議会が6月に開いた宴会をめぐる選挙買収疑惑の捜査が進み、彰化県議会議長の謝典霖、父の謝新隆、母で元国民党立法委員の鄭汝芬ら5氏が逮捕され、勾留を請求された。彰化地検は投票買収などの容疑が重大で、逃亡や証拠隠滅、共犯・証人との口裏合わせのおそれがあると判断した。
問題となった宴会は6月23日に彰化県議会で開かれ、議会内で10卓以上の宴会を開いて候補者を支援した疑いが持たれている。彰化地検は調査局を指揮して捜査し、関係先9カ所を捜索したうえで、謝氏一家3人を含む約20人から事情を聴いた。
謝氏の親族で、国民党籍の渓湖鎮長選候補者ら7人は、3万~10万台湾ドルの保釈金で釈放された。勾留の可否は彰化地方法院が判断している。また、選挙人約10人は帰された。検察は、宴会を通じて選挙支援を行い、投票を買収した疑いについて関係者の捜査を続けている。
