日本人によるタクシー運転手暴行事件の取材、初めて台湾の刑事裁判を傍聴した。日本の刑事裁判は口頭主義なので、検事や弁護士がひたすら書面を読み上げていく。 台湾も建前は口頭主義らしいのだが、実際は3者で判決文の字句を詰める作業を法廷で延々と続ける。「検察官は犯 ...
カク元行政院長は極論、河村市長は暴論
二二八事件から今年は65周年。政府に対する台湾市民の反抗と、その後の鎮圧で多くの犠牲者が出たが、カク柏村・元行政院長(カク=赤におおざと)が、犠牲者と行方不明者が500人だったと発言し「遺族の心の傷に塩を塗るもの」と市民の一部から強い反発を呼んでいる。政府の学 ...
台湾日記について
2012年1月より台北に会社の派遣で滞在中。下町の大同区に住みながら、メディアの編集者として働いています。日常生活での見聞や、取材のこぼれ話を書いてゆきます。中国の台頭の影で台湾がやや目立たなくなっています。台湾の魅力や面白さをお伝えできれば幸いです。 ...