台湾が軍事裁判所復活へ 利敵行為や機密漏洩を処罰

25年3月14日軍事裁判 台湾紙の聯合報によると、賴清徳総統は13日、国家安全高層会議で、「軍事審判法」の全面的な見直しと改正を進め、軍事裁判制度を復活させ、軍法官(軍事裁判官)を最前線に戻すと発表した。(写真は聯合報のサイト)

 賴総統は、軍法官が検察・司法機関と協力し、現役軍人が関与する反乱、敵への利益供与、機密漏洩、職務怠慢、抗命などの軍事犯罪に関する刑事事件を取り扱うことになると説明した。今後、現役軍人が「陸海空軍刑法」に違反する軍事犯罪を犯した場合、軍事裁判所で審判が行われることになる。

 賴総統は、現役と退役軍人による軍の士気を著しく損なう言動を防ぐため、国防省が「敵への忠誠を示す行為」に対する罰則を「陸海空軍刑法」に追加するよう検討することを指示した。また、退職金や年金を受け取る退役軍人に関する規定の見直しも進め、軍の規律を厳格に維持すると述べた。

◇出典

https://udn.com/news/story/10930/8605469

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