台湾の刑事警察局は10月11日、年末の地方選挙を利用し、候補者の政治広告に投資すれば利益が得られると持ち掛ける詐欺が確認されたと発表した。高雄で自動車修理工場を経営する王姓男性は、候補者を支持する気持ちにつけ込まれ、政治家が運用する株式に投資すれば3か月後に元本の12%を得られると信じた。
王氏は詐欺集団の指示を受け、所有する高級車を質入れし、さらに借入金を加えて、2026年8月中に約104万台湾ドルを手形や振込で支払った。友人から詐欺の可能性を指摘され、集団に問い合わせたところ連絡を遮断され、被害に気付いた。刑事警察局は、候補者の広告費や政治献金を「投資」として募集し、利益を保証する勧誘は詐欺だと説明した。記事で確認できる範囲では、容疑者の逮捕・起訴は示されていない。
