台湾の離島・金門島で、台風チャンパー(薔琵)の影響による航空便の欠航が続き、10月25日も1000人を超える旅客が島内に足止めされた。台湾本島と金門島を結ぶ航空便は23日に全面欠航し、24日午後から運航を再開したが、滞留客の解消には至らなかった。台湾軍はC130輸送機を使い、6便の輸送支援を行うことになった。
欠航と臨時便
金門島は中国福建省沿岸に近い台湾の離島で、台湾本島との移動では航空便が重要な交通手段となる。23日は台風のため航空便が全面欠航し、24日午後から再開されたものの、25日も1000人超が滞留した。民間航空会社は臨時便を運航して対応したが、数日分の旅客が集中したため空港で混雑が続いた。
金門航空站によると、24日夕方の時点で空席待ちが1000人を超えた。立栄航空と華信航空は増便したが、中国沿岸と金門を結ぶ「小三通」の船便でも台湾本島へ向かう乗り継ぎ客が到着し、25日も空席待ちの窓口付近に旅客が集まった。立栄航空は25日午後9時30分、華信航空は同9時20分発の臨時便を設定した。
軍輸送機による支援
台湾軍はC130輸送機による6便の旅客輸送支援を行うことになった。これは民間航空便の欠航による足止め客を運ぶ措置で、軍事作戦ではない。6便は運航回数であり、6機の異なる機体を意味するとは限らない。25日の報道時点では、全旅客の輸送完了や運航の全面正常化は確認されていない。
輸送先は台北、台中、高雄の3都市で、それぞれ2便を計画した。輸送機1便当たりの搭乗者は約70人を見込み、25日正午ごろから順次、台湾本島への輸送を始めた。
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(2026年10月26日)
