台湾南部・高雄市の興達発電所で10月31日、建設中の新3号複合火力設備のボイラー建屋から出火した。市消防局によると、火は午後0時23分ごろに延焼が抑えられ、同24分ごろに鎮火した。死傷者はいなかった。市環境保護局は黒煙による大気汚染が発生したとして、施工業者を処分する方針を示した。
中央通信社によると、消防局は午前11時54分ごろ、永安区塩保路の現場から通報を受け、車両16台、職員40人を派遣した。屋根の防水シートなどが燃えた。
環境保護局は、午前11時51分にAIを使った遠隔監視システムで黒煙を確認し、職員を現場に送ったと説明した。調査では、請負業者が新3号設備のボイラー建屋で屋根の防水シートを敷く工事を行っており、作業員のガスバーナーの使用中に火災が発生したという。
同局は、目に見える粒子状物質が生じたとして、大気汚染防止法第32条に基づき、10万~500万台湾元の罰金を科す方針を示した。これは処分の法定範囲で、具体的な金額の確定は報じられていない。
台湾電力は、現場で緊急対応を行い、発電所内の各設備の安全性には問題がないと説明した。詳細な原因は調査中としている。
出典:中央通信社・環境当局の説明、中央通信社・台湾電力の説明
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