台湾民衆党の花蓮県支部は10月31日、県議会議員選挙の第1選挙区で党の公認を受けずに立候補した傅国淵県議と江躍辰氏について、除名処分を発表した。党の中央評議委員会が党規違反と判断した決定に従ったとしている。
同選挙区は定数9に対し15人が立候補を届け出た。民衆党の県支部は、公認し支持する候補者は現職の花蓮市民代表、蔡翼陽氏だけだと改めて強調し、有権者らに混同しないよう呼び掛けた。
傅氏は同党に所属する花蓮県議として唯一の現職だった。中央通信社の取材に、これまで江氏や元立法委員の林憶君氏とともに党の地域活動に力を尽くしたと述べた。一方、党主席の黄国昌氏が花蓮市長選に独自候補を擁立する方針を取ったことに反対したのが、処分の主な理由だとの見方を示した。
傅氏は国民党と民衆党の地元での関係は良好で、現職市長の魏嘉彦氏もよく取り組んでいると評価。選挙のために地域の調和を損なうべきでないと主張した。これは処分理由に関する傅氏側の説明で、党は無公認での出馬を党規違反と位置付けている。
江氏は耳鼻咽喉科医で、花蓮県文化局長を務めた。妻は林氏。傅氏、蔡氏をともに優秀だとした上で、党の票を奪わず別の支持層を開拓するため、無所属で立候補したと説明した。
出典:中央通信社(10月31日、同日夜更新)、聯合報(11月1日)
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