台湾・桃園市長選、候補者番号は黄世杰氏が1番、張善政氏が2番

 台湾北部の桃園市選挙委員会は10月27日、統一地方選挙に向けた市長選と市議会議員選の候補者番号抽選を実施した。市長選では、民進党の黄世杰氏が1番、再選を目指す国民党の現職市長、張善政氏が2番となった。両候補は抽選会場に自ら出席し、選挙運動で使用する番号を確定させた。

両候補が抽選会場に出席

 桃園市選挙委員会は27日、市長選と市議会議員選の候補者番号抽選を行った。市長選では、候補者の登録順に抽選が実施され、張氏と黄氏がそれぞれ番号を引いた。

 張氏は支持者に囲まれて会場に入り、2番を引き当てた。4年前の市長選では1番だったと振り返り、今回は2番を再選に向けた選挙運動の象徴として使用する考えを示した。一方、黄氏は希望していた1番を引き当てたと説明し、今後も選挙運動を強化する方針を示した。

国民党と台湾民衆党の協力も

 抽選会場には、台湾民衆党の市議会議員候補らも姿を見せた。民衆党の周榆修秘書長が同行し、張氏とともに支持を呼び掛けた。国民党と民衆党の関係者が同じ会場で協力を示したことは、地方選挙に向けた両党の連携を示す動きとなる。ただし、今回の抽選会場での行動だけをもって、両党が新たな正式選挙協定を締結したとみなすことはできない。

黄氏は政策論争を重視

 黄氏は、民進党の元主席、許信良氏とともに抽選会場を訪れた。黄氏は選挙戦について、世論調査の数字は参考資料の1つにすぎず、政策や公開討論を通じて有権者に候補者を選んでもらうことが重要だとの考えを示した。また、選挙情勢が変化しているとの認識を示し、今後も宣伝活動を拡大すると説明した。

 台湾の統一地方選挙では、市長、県長、市議会議員など、地方自治体の公職者を選ぶ。候補者番号は投票用紙や選挙運動で使用される識別番号であり、抽選によって決定される。抽選結果は選挙手続き上の番号を決めたものであり、候補者の得票率や当選結果を示すものではない。

出典

関連記事

(2026年10月27日)

タイトルとURLをコピーしました