郭台銘氏、総統選候補者目指し署名簿提出 陣営は自信

 台湾紙・自由時報によると、1月の台湾総統選挙に立候補を表明している、台湾・鴻海精密工業(ホンハイ)の創業者、郭台銘(テリー・ゴー)氏は1日、副総統候補の頼佩霞さんとともに台北市選挙委員会を訪れ、無所属所属候補者の資格を得るのに必要な署名簿を提出した。

 資格を得るには28万9667人の署名が必要。郭台銘陣営の広報担当者は、得られた署名の総数は整理後に発表するとした上「必要数をはるかに超えている」と述べ、資格取得に自信を示した。さらに今後は全国で遊説を行い、重要な政策公約の発表を続けると語った。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によれば、中国のホンハイ傘下の富士康科技集団(フォックスコン)は、広東や江蘇の拠点が中国の税務当局などの調査を受けた。中国が郭氏の台湾総統選挙立候補を阻もうとしているとの指摘もある。しかし、郭氏はこれまでのところ、立候補の意志を変えていない。

◇出典

https://news.ltn.com.tw/news/politics/paper/1613187

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hcm-11012023083243.html
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