観光バス横転、1人死亡38人けが＝ブレーキ故障か

　台湾の中央通信社によると、台湾北東部の宜蘭県の景勝地、太平山で5日午後3時ごろ、観光バスが林道「宜専一線」を走行中、カーブを曲がり切れずにガードレールに衝突した後、弾みで横転した。乗客ら42人のうち39人が重軽傷を負って病院に運ばれ、約70歳の女性が死亡した。警察は、観光バスのブレーキが故障したとみて、事故原因を調べている。（写真は中央通信社のサイト）

　観光バスは桃園市の住宅団地「八徳社区」の清掃ボランティアの一行40人と、運転手およびガイドの2人が乗っていた。バスは、道路左側のガードレールに衝突後、右側の山腹にぶつかって横転した。警察の調べに対し運転手（48）は「ブレーキが効かなくなり、ハンドブレーキを引いたが止まらなかった」と話している。

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