米国

安全保障

台湾、国防費をGDP比3.3%へ引き上げ 400億ドル規模の特別予算を編成へ

頼清徳総統、米紙寄稿で大型軍事投資を発表台湾の頼清徳総統は2025年11月25日付の米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、台湾の国防費が2026年にGDP比3.3%へ上昇し、2030年には5%へ到達すると説明した。そのうえで、総額400億ドル(...
安全保障

台湾問題は臨界点に接近 米台関係はまもなく岐路に インド太平洋戦略を左右する数カ月

台湾は臨界点に接近し、米台関係は重大な岐路に立つ2025年11月24日、米ブルームバーグ通信は、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)のハル・ブランド教授による論説を掲載した。ブランド氏は、台湾と米国の関係が重大な岐路に...
安全保障

米国、台湾向け武器売却を二件続けて承認 NASAMSと戦闘機部品で防空能力を強化

米国は11月中旬、台湾向け武器売却を二件相次いで承認した。13日には米国務省が 3億3000万ドル の戦闘機部品売却を承認し、F-16、C-130、IDF(経国号)向けの非標準部品や整備品目、消耗品、技術支援、後方支援サービスが含まれた。駐...
経済

エヌビディアCEOが台湾を電撃訪問 3ナノ視察でTSMCとの連携を強調

ジェンスン・ファン氏が台湾を電撃訪問 22時間の「極短日程」の狙い米エヌビディアの最高経営責任者、ジェンスン・ファン氏が7~8日に台湾を電撃訪問した。行程はわずか22時間という極めて短いものだったが、その内容は濃密だった。7日午後に台南へ到...
安全保障

F16納入遅延が象徴する台湾防衛の現実 国産装備にも遅れ、「台湾の盾」穴だらけ

F16納入遅延が象徴する防衛調達の危機台湾の対米武器調達が相次ぎ遅延し、頼清徳政権の掲げる「台湾の盾」構想が揺らいでいる。国防部によると、米国からの主要調達25案件のうち、F16C/Dブロック70戦闘機、AGM154精密誘導弾、Mk48魚雷...
安全保障

中国軍、H-6K戦略爆撃機で台湾周辺を威嚇 米中首脳会談前に示威的訓練実施

中国軍、H-6K戦略爆撃機で台湾周辺に示威行動 中国人民解放軍が台湾周辺空域で再び行動を起こした。中国中央テレビ(CCTV)は10月26日夜、東部戦区空軍の複数部隊が「実戦化訓練」を実施し、H-6K戦略爆撃機を含む航空機群が台湾島周辺の海空...
安全保障

トランプ氏に「台湾独立反対」と言わせたい習近平氏 米国は立場不変と今のところ強調

習近平が狙う「反対台独」への言質米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、中国の習近平国家主席が、来年の経済協定を急ぐトランプ米大統領に圧力をかけ、「台湾独立に反対する」と明確に表明させようとしていると報じた。習近平にとって、バイデ...
米国

米台国防省高官、アラスカで秘密会談 

英フィナンシャル・タイムズは5日、米国と台湾の国防当局者が先週、米アラスカ州アンカレッジで秘密会談を行ったと報じた。米側は国防総省でインド太平洋の安全保障を統括するロイヤル代理次官補、台湾側は国家安全会議副秘書長(当時)の徐斯険氏が出席した...
経済

台湾への追加関税20% 日韓の15%上回る

ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、トランプ米大統領は7月31日夜、台湾を含む世界数十か国を対象に追加関税を課す大統領令に署名した。新たな関税措置は8月7日から発効する。台湾に対する税率は20%とされ、日本や韓国の15%...
政治

頼清徳総統の南米訪問の予定なし 総統府が発表

台湾の総統府は28日、頼清徳総統の8月初旬のバラグアイなど3カ国の友好国訪問計画について、現時点では海外訪問の予定はないと発表した。北米の中国語ニュースサイト、世界新聞網が伝えた。 同メディアは先に、賴総統が米国ニューヨークとダラスを経由し...