中台関係

台湾軍が無人潜水艦の建設着手 「非対称兵器」の典型

台湾軍が、国営兵器製造機関、国家中山科学研究院に三十六億六千万元(七百十八億円)で、無人潜水艦「慧竜」の建造を委託した。今年九~十月期にも進水し各種の試験を行う。台湾メディアの自由時報などが伝えた。 全長三十メートル、幅三・六.メートル、艦...
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台湾首都圏で対斬首作戦演習 米軍AAR要員も視察

中国の台湾武力統一の懸念が強まる中、台湾軍特殊部隊が十一月初め、首都圏の新北、台北の両市境界を流れる「淡水河」の河口で、台湾政権中枢に対する中国軍の「斬首作戦」を想定し反撃の演習を行った。 演習では、台湾軍の攻撃ヘリ「AH64アパッチ」と多...
米国

台湾に中古ハリアー2売却案 安価で秘密漏洩憂いなし

米国が、近く退役するマクドネル・ダグラス(現ボーイング)製のSTOVL(短距離離陸・垂直着陸)機「AV8B・ハリアー2」の中古機の台湾への売却を検討していることが分かった。台湾メディアの上報が伝えた。 米軍は二〇一六年から、ハリアー2を退役...
政治

「台湾独立派」、現状維持派の二倍  与党も世論直視が必要

非営利の世論調査機関、台湾民意基金会が八月中旬に行った最新の世論調査で、台湾独立支持派が四五歳以下では六十%を超えることが分かった。全体でも独立支持派は五十%で、現状維持派の二十五・七%の二倍に近い。 同基金会の游盈隆会長によれば、国民党政...
政治

安倍事件教訓に台湾が要人警護強化 取材陣のカメラ点検も

安倍晋三元首相が、参院選の演説中、銃撃を受け死亡した事件は、台湾政府を震撼させた。要人警護を担当する警察と憲兵隊は、安倍事件を教訓として詳細に分析しながら、警護態勢の見直しを強化に着手した。台湾メディアの風伝媒が伝えた。(写真は風伝媒のサイ...
政治

台湾で新型狙撃銃配備 「非対称戦」改革象徴

台湾軍によると、国産の最新式狙撃銃「T108」が完成し、八月末までに審査を通過して、陸軍、海兵隊、憲兵などに配備される見通しだ。台湾メディアの風伝媒が伝えた。(写真は風伝媒のサイト画面) 蔡英文政権は、侵攻する中国の圧倒的な軍事力に、ゲリラ...
政治

中国の台湾ニセ情報散布、主戦場LINEにシフトか

台湾軍の王文勝退役少佐は、台湾メディア上報に寄せた論評で、中国が台湾の新型コロナウイルスの感染拡大を利用して、ニセ情報散布作戦を強化する中、主戦場をフェイスブックからLINEに転換しているとの見方を示した。 王氏によると、中国はこれまでフェ...
経済

台湾で中国系EC会社急成長 個人情報筒抜けか

台湾で、中国ネットサービス大手、騰訊(テンセント、広東省深セン市)系の電子商取引(EC)会社「蝦皮」(Shopee)が台湾最大規模のプラットフォーマーに急成長し、台湾人の個人情報が中国に筒抜けになる恐れがあるとして、市民団体が政府に監督強化...
米国

「スティンガー」、台湾軍納入に遅れ=需要増と値上がりで

ウクライナ侵攻のロシア軍に大損害を与え、防空の切り札として注目が集まる米国製の携帯式地対空ミサイル「FIM-92スティンガー」の台湾軍への納入が、新型コロナウイルスの感染拡大による値上がりと需要急増のため、二〇二五年以降に遅れる見通しとなっ...
政治

台北憲兵隊が違法薬物銃器犯罪の摘発で戦果 情報公表も初

台湾軍の広報機関、軍事新聞通信社は、台北憲兵隊が二〇二一年、違法薬物銃器の摘発が計四十一件に上ったと報じた。台湾軍の憲兵隊は司法警察権を持ち、刑事事件の専門部隊を持つが、犯罪摘発の実績を公表したのは初めて。国民の嫌われ者のイメージを払拭し、...