韓国瑜立法院長、国民党幹部を異例の痛罵 予算協議欠席で「総召集人を辞任せよ」

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台湾の韓国瑜立法院長は11日、2026年度中央政府総予算案を巡る与野党協議で、中国国民党の傅崐萁院内総務が5回連続で欠席したことに激怒し、院内総務を辞任するよう要求した。国民党の有力者を公然と批判する異例の展開となり、台湾政界で波紋が広がっている。

傅崐萁院内総務が予算協議を5回連続で欠席

傅氏は7月末の協議に出席した後、与野党協議を欠席し続け、国民党の議員団幹部にも協議結果への署名権限を与えていなかった。

韓氏は傅氏の対応について、「慈禧太后のように垂簾聴政をしているのか」「立法院がこれほど病的に運営されてよいのか」と批判。「本人が出席する」「書記長に権限を委ねる」「院内総務を辞任する」のいずれかを選ぶよう求めた。

協議終了後も国民党の林沛祥書記長が合意文書への署名をためらうと、韓氏は再び怒りをあらわにし、「われわれを猿のように扱っているのか。立法院は暗黒の力に支配されている」と痛罵した。

台湾の中央政府総予算案、成立が大幅に遅れる

韓氏は2026年度中央政府総予算案を8月末までに成立させるため、争点となっている提案を100件以内に絞り込む方針で協議を進めてきた。

しかし、国民党側の責任者である傅氏が出席せず、代理の議員団幹部にも署名権限が与えられていないため、合意形成が難航していた。

民主進歩党の蔡其昌院内総務は、韓氏が激怒する前に立法院の廊下で会い、「後で怒りを爆発させるのか」と尋ねていたことを明らかにした。蔡氏は、傅氏が長期にわたって韓氏を軽視してきたことが、今回の衝突の背景にあるとの見方を示した。

韓国瑜立法院長への肯定的反応が83%超

韓氏の発言は台湾のインターネット上でも大きな反響を呼んだ。台湾議題研究センター(TPOC)の集計によると、韓氏に関する11日の投稿や反応は8万4000件を超え、過去半年の1日平均約1万1000件を大幅に上回った。

韓氏を支持する肯定的な反応は83%を超え、党内の有力者に対しても明確な態度を示した姿勢を評価する声が目立った。

一方、傅氏については11~12日の否定的な反応が4万7915件に達した。自由時報系の評論記事は、韓氏の発言に好意的な反応が集まったとする一方、今回の対立が台湾立法院の運営正常化につながるかは不透明だと指摘した。

2026年度中央政府総予算案の成立が大幅に遅れるなか、韓氏が今後の本会議や与野党協議でどのような対応を取るかが焦点となる。

(2026年8月13日)

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