中国軍機36機が飛来 29機が台湾海峡中間線越え

25年2月20日中国軍  台湾紙の聯合報によると、台湾国防省は、中国軍の台湾海峡における最新の動向を発表した。2月19日未明から20日午前6時までに中国軍機36機と艦艇8隻が台湾周辺で活動した。

 国防省によると、36機の中国軍機のうち、29機が台湾海峡の中間線を越え、台湾の北部、中部、南西部、南東部の空域に侵入した。台湾国防省は、中国が海空連合作戦訓練の「連合戦備パトロール」を実施したとみている。

 台湾国防省の説明によると、「連合戦備パトロール」は、中国軍が海空で実施する連合作戦訓練を指す。これは、通常の「警戒巡視」とは異なり、戦争準備を目的とした軍事行動の一環とされる。今回は2月に入り4回目となる。

 台湾メディアの太報によれば、台湾国防省報道官の孫立方少将は「この用語は中国側が決めたものではなく、台湾側が中国軍の行動を分析し、定義したもの」と述べた。

 台湾国防省情研センター副主任の胡中華上校(大佐)も「この用語は、中国軍の軍事行動が通常の『警戒巡視』とは異なることを国民に知らせるために導入された」と説明。さらに、「中国軍が軍事演習、例行訓練、『連合戦備パトロール』をどのように実施しているか、台湾国防省は毎日公表しており、その規模や頻度を見れば中国の脅威が明らかになる」と述べた。

 台湾国防省によると、中国軍は毎月3~4回の「連合戦備パトロール」を実施している。

◇出典

https://udn.com/news/story/10930/8559865?from=udn-catebreaknews_ch2

https://tw.news.yahoo.com/%E5%85%B1%E8%BB%8D-%E8%81%AF%E5%90%88%E6%88%B0%E5%82%99%E8%AD%A6%E5%B7%A1-%E6%80%8E%E5%AE%9A%E7%BE%A9-%E5%9C%8B%E9%98%B2%E9%83%A8%E9%87%8B%E7%96%91-%E5%B0%B1%E6%98%AF%E6%B5%B7%E7%A9%BA%E8%81%AF%E5%90%88%E8%A8%93%E7%B7%B4-074145533.html

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