1月13日の台湾総統選で、台湾独立志向の民進党の頼清徳候補が当選後、中国軍がけん制のため軍事演習を行う可能性に内外の注目が集まっている。台湾の中央通信社によると、台湾の国防省は16日、気象条件が良くなる3月以降に、中国軍が軍事演習を行うとの情報は持っていないと発表した。ただ、中国軍の行動を詳しく追跡すると強調した。
国防省情報官の黄明傑大佐によると、3月以降に気象条件が好転すると、中国軍が年度計画に基づく演習や計画外の軍事行動を行う可能性があり、台湾軍が情報の把握に努めている。これまでのところ3月に軍事行動が行われるとの情報は得ていない。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202401160199.aspx