台中三越のガス爆発事故、社員ら10人起訴へ 事件・事故 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2025.04.14 台湾台中市のデパート、新光三越百貨で2月13日、改修工事中にガス爆発が発生して、5人が死亡、30人以上が重軽傷を追った事故で、台中地方検察署は11日、作業員ら10人を業務上過失致死の容疑で起訴する方針を固めた。それぞれに対し最高60万元(約270万円)の保釈金を設定、全員の出国・出海を禁止した。台湾紙の聯合報が伝えた。(写真は事件を伝える聯合報のサイト) 10人は新光三越百貨と改修工事の元請業や下請け会社の社員、解体業会社の現場作業員ら。台中地検は、爆発の原因について「施工中の不注意で天然ガスの主要配管が破断し、漏れ出たガスに電動工具の火花が引火して爆発した可能性が高い」との暫定的な見解を示した。 台中地検の捜査は、起訴を視野に入れた段階へと移行した。今後、証拠の補強や法的手続きが進められる。刑事責任とともに企業の管理体制の問題が問われることになる。