台湾南部で大雨被害 4人死亡74人けが3人不明

725年8月4日トランプ2 台湾メディアの聯合新聞網によると、台湾南部を襲った豪雨が甚大な被害をもたらしており、3日夜までに4人が死亡、74人が負傷、3人が行方不明となった。3日だけで全国108の観測所で1日の雨量200ミリを超えた。高雄市桃源区や那瑪夏区などでは先住民の集落が孤立し、高雄市は3000人を超える住民を避難した。高雄茂林区の多納林道では7日間の降水量が台湾の年間平均雨量2500ミリをすでに上回った。

 卓栄泰行政院長(首相)は3日午前に中央災害対策センターで会議を開き、台南市、高雄市、嘉義県、屏東県の首長らとオンラインで連携。高雄市の陳其邁市長らは台湾の災後復旧特別条例の適用対象に今回の豪雨被害も含めるよう中央政府に要請した。

 高雄市桃源区の復興・拉芙蘭・梅山地区(通称「北三里」)が2日、豪雨で孤立。食料不足が深刻化している。8月2日~3日には、高雄市那瑪夏区では唯一の連絡橋である民生橋が通行不能となり約800人が孤立した。

 嘉義県の阿里山道路も崩落し、阿里山公路の複数区間が閉鎖された。屏東県でも大規模崩落が発生し道路が寸断。台東県太麻里郷金崙渓の堤防が決壊し、泥流が住宅地に流入、住民は避難した。

 気象当局は豪雨が4日も続くと予測し、嘉義県、台南市、高雄市の一部が休校・休業を決めた。南投県信義、水里、仁愛の一部学校も休校とした。

 台湾鉄路管理局雲林県林内駅付近では3日、鉄道が水没し、斗六―二水間が運休して、振り替えバス輸送が実施された。列車は午後5時に運転を再開した。

◇出典

https://udn.com/news/story/124561/8915516?from=udn-catelistnews_ch2

https://www.worldjournal.com/wj/story/121221/8914610?from=wj_catelistnews
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