台湾で日本人スリ被害相次ぐ 交流協会が注意呼びかけ

 725年8月12日台北台湾各地の観光スポットで、日本人旅行者がスリなどの盗難被害に遭う事例が相次いでいる。日本台湾交流協会は公式サイトで、台北市と新北市にまたがる観光地のうち、夜市、九份、永康街、台北中山駅周辺の4カ所で盗難関連の通報が寄せられていると指摘した。協会は旅行者に対し、バッグのファスナーをしっかり閉め、体の前に持つよう促し、とくに混雑する場所ではファスナー部分に手を添えるなどしてスリの標的にならないよう注意を呼びかけている。世界新聞網が伝えた。

 協会は、台湾の人気観光地は人出が多く、犯罪者に狙われやすいと説明。警察も、財布やパスポートを上着やズボンの外側ポケットに入れないよう勧めている。貴重品は分散して持ち、財布とパスポートを同じ場所に入れないこと、不要な現金や宝飾品はホテルの金庫に預けることが推奨される。旅行中は常に周囲に注意を払い、警戒を怠らないよう求めている。

 万一盗難被害に遭った場合は、速やかに最寄りの警察署・派出所で被害届を提出する必要がある。被害品にクレジットカードが含まれる場合は、すぐに発行元の銀行に連絡して利用停止手続きを行うことが重要。盗難か遺失か不明な場合でも、警察に遺失物届を出し、後日の照会や保険金請求に備えるべきだとしている。

 関係機関は、可能であれば日本台湾交流協会にも被害状況を報告するよう呼びかけている。協会はその情報を基に支援や統計を行う。旅行者は台湾の食や景色を楽しむ一方で、常に警戒心を持ち、所持品を適切に管理し、楽しい旅を損なわないよう努めるよう求めている。

◇出典

日人訪台連遭竊 交流協會急提醒:雙北「4大危險區」 | 世界新聞網
近期在台灣各大觀光地點,日本旅客遭遇竊盜(扒手)案件頻傳。日台交流協會指出,夜市、九份、永康街以及台北中山站周邊地區均有相關報案。駐台單位提醒遊客,務必將包包拉鍊拉緊並置於身體前方,尤其在人潮擁擠的場所,最好以手壓住拉鍊部位,避免成為扒手下...
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