2026年8月16日、台北市長の蔣萬安氏の長男・蔣得立氏が、台北市が選考した米国・カナダ派遣の公費交換留学生25人の1人に選ばれたことを巡り、米国籍を持つ参加者の資格が問題となっている。蔣氏は、長男が米国生まれで米国籍を持つと説明している。
この説明を受け、インターネット上では米国務省への通報を呼びかける動きが起きた。投稿者は、米国務省教育文化事務局から受け取った回答を公開した。回答では、米国の中学生交換訪問者制度について、外国人学生を対象とし、指定されたスポンサーによる受け入れ、交流訪問者に必要な書類「DS-2019」の発行、自国での「J-1」ビザ申請などが要件として示されている。
一方、公開された米国務省の回答は、米国市民が同制度に参加できるかどうかを明示していない。現時点で、蔣得立氏について交換留学の資格違反や詐欺が確認されたわけではない。台北市の公費交換留学生選考と、米国籍を持つ参加者が米国の交換訪問者制度上どのように扱われるかが論点となっている。
