台湾の中央通信社などによると、中国商務省の報道官は9日、中台間の経済協力枠組協議(ECFA)に基づく低率関税の適用停止の範囲を、台湾産の農林水産品、機械、自動車部品、紡織品にも拡大することを検討していると述べた。13日の台湾総統選挙を目前に、台湾に政治的な圧力を加える動きとの見方も出ている。(写真は東網のサイト)
中国は1月1日付で、台湾からのプロピレンやパラキシレンなど12品目の輸入品について低率関税の適用を停止した。報道官は適用範囲の拡大の可能性について「民進党当局」が中国との貿易規制政策を取り消そうとしないためと説明している。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202401090321.aspx
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240110/bkn-20240110083145911-0110_00952_001.html
◇参考情報
