台北地方検察署の正門にタクシー衝突、運転手を逮捕

2026年8月16日早朝、台湾・台北市中正区の台北地方検察署で、53歳の邵姓タクシー運転手が車道の柵を移動させた上、タクシーを正門に故意に衝突させた。現場には人がおらず、死傷者はなかった。車体には「司法は死んだ」「官が民を追い詰めた」「司法は不公正」「行政は権限を乱用した」などの文言が貼られていた。

警察は午前5時46分ごろに通報を受けて現場に到着し、運転手を現行犯逮捕した。検査では酒気帯び運転と薬物運転は否定された。警察は公務執行妨害、公共の安全に対する脅迫、器物損壊などの容疑で送検する方針で、自宅を捜索して動機を調べている。

邵容疑者は、自身に関係する3件の事件で有罪判決を受けたことや、交通事故の鑑定結果に不満を抱いていた。過失傷害事件では、2023年12月15日に台北市文山区で車線変更中にバイクと衝突し、過失傷害罪が成立したとされる。台湾高等法院はこの事件について懲役3月とし、罰金による代替を認める判決を下していた。

台北地方検察署は暴力行為を強く非難し、違法行為について法に基づき責任を追及すると表明した。警察は車内を確認したが、絵画は発見されなかった。

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