台北市警が薬物事件を捜査していた際、容疑者側から捜査車両の車両番号、所属部署、車種、排気量、製造年月日などを記載した詳細な車籍資料を押収した。情報流出により、捜査対象が移動や逃亡に及ぶなど、薬物捜査に支障が生じたとされる。
押収資料の出所は、台北市政府の単位予算書とされている。柯文哲氏が台北市長を務めていた2015年から2018年にかけて、捜査車両の車両番号、メーカー、エンジン番号などが公開されていたという。資料には、捜査車両を特定できる複数の情報が含まれていた。
台北市警は、公開された車籍情報が捜査対象側に利用されたことで、薬物事件の捜査対象を追跡するうえで問題が生じたとしている。捜査車両の情報が知られた場合、車両の識別や警察官の活動が把握されるおそれがあるため、警察活動に関する情報管理が問題となった。
台北市警は現在、捜査車両の車両番号に関する情報を非公開化するなどの対応を進めている。問題となった公開情報には、車両番号だけでなく、所属部署、車種、排気量、製造年月日、メーカー、エンジン番号が含まれていた。
