台湾で13歳女児に「泥棒」「畜生」の札を掛け行進させた父親を逮捕

台湾北部・新北市三重区で28日午後、13歳の女児が、兄のおもちゃを無断で取ったとして、44歳の父親から「泥棒」「畜生」などと書かれた札を首から掛けられ、裸足で街頭を歩かされる出来事があった。父親と15歳の兄は女児を人の多い場所へ連れて行き、スマートフォンで一部始終を撮影していた。

女児は少なくとも2軒のコンビニエンスストアと公園を通り、近くの店員が撮影をやめるよう家族を制止した。周囲の住民も女児を心配して集まり、父親は札を外させた。目撃者によると、女児はぼうぜんとした様子で、頬や腕には目立つ傷があった。現場の映像がインターネット上に投稿され、警察が捜査を始めた。

警察は防犯カメラを確認し、同日午後5時20分ごろ父親の自宅で身柄を確保した。初期捜査では、兄が妹がおもちゃを取ったと父親に訴え、父親が対応を尋ねたところ、兄が見せしめとして札を掛けて歩かせることを提案し、父親が実行したとみられる。

新北市の家庭内暴力防止センターによると、父親は6月末にも不適切な養育で通報され、裁判所から保護命令を受け、12週間の教育課程を受けるよう命じられていた。警察は保護命令違反の疑いで父親を検察当局に送致し、女児と兄は社会福祉職員によって緊急保護された。

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