
中国軍東部戦区の施毅報道官は、東部戦区の陸軍部隊が「海峡雷霆―2025A」演習計画に従い、東シナ海の関連海域で長距離火力実弾射撃演習を実施するとともに、重要港湾やエネルギー施設などの模擬目標に対する精密打撃を行ったと述べた。ロイター通信は、中国による台湾周辺での軍事演習のエスカレーションだと報じた。
台湾防衛当局は2日、任務機、艦艇、地上配備ミサイルシステムを用いて厳格な監視・対応に当たった。国防省は即応体制として「即時戦備演習」を発令した。
台湾の中央通信社によると、一連の軍事行動は、単なる威嚇にとどまらず、戦時対応の実効性を伴う実戦型演習と位置づけられており、中国側の対台圧力が新たな段階へと入ったことを示唆している。
◇出典
https://def.ltn.com.tw/article/breakingnews/4999294
https://www.cna.com.tw/news/acn/202504020058.aspx
https://www.cna.com.tw/news/acn/202504020025.aspx